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数々のブルーとの共通点に宮田さんが『僕、ブルーです』と堂々表明!!

日本に先駆けて先月公開を迎えた全米では首位デビューを飾り、観客の満足度を調査する米国のリサーチ会社CinemaScoreでは最高評価の“A”を獲得。口コミで成績を伸ばし続け全米での興行収入1億ドル突破を目前にする本作。ついに迎えた日本公開を記念して、この度、6月15日(土)に日本語吹替版を担当したもふもふの“空想の友達”ブルー役の宮田俊哉さん、孤独な少女ビー役の稲垣来泉さん、大人だけどブルーのことが見えるビーの隣人カル役の加瀬康之さん、ビーのパパ役の浪川大輔さん、ダンスが得意な“空想の友達”ブロッサム役の三森すずこさん、そして、もふもふブルーが登壇する<公開記念舞台挨拶>を開催!ついに公開を迎えた万感の思いや、アニメ声優としても活躍する宮田さんの念願の浪川師匠との初共演について、タイトルにちなんで「きみは大丈夫」と背中を押されたエピソードまで、さらにはジョン・クラシンスキー監督からのサプライズプレゼントの贈呈まで!希望と感動の物語をともに紡いだ日本語吹替キャストたちが集結し、溢れる熱い思いを語り合う舞台挨拶となりました!

この日、作品を鑑賞し終えたばかりの観客が感動の表情で劇場を埋め尽くすなか、登場した吹替キャストたち。熱い気持ちを届けるように響き渡る拍手で迎えられた宮田さんは「公開を迎えてたくさんの方に観ていただけることを嬉しく思っています。今日はよろしくお願いいたします!」とブルーのキャラクターを感じさせる明るさで挨拶し、舞台挨拶はスタート。稲垣さんは「この作品は“空想の友達”に癒されて、心がもふもふして、カルやビーのパパとの掛け合いで感動して。そんな作品がやっと皆さんに観ていただけると、とても嬉しい気持ちでここに立っています!」、加瀬さんは「ここに来てくださっている子供たちよりも大人の皆さんの方がウルっと来てしまう映画なのじゃないかと、収録しながら思っていました。これからたくさんの人に届くといいなと思います」、浪川さんは「本日公開を迎えること出来て嬉しく思います!今日(作品をご覧になって)感動していただいたと思いますので、もっともっとこの作品を広めていただいて、たくさんの人に見ていただけたらと思います!」、三森さんは「私自身もブロッサムみたいなバレリーナの“空想の友達”が子どもの頃にいて、それをすっかり忘れていたんですけど、アフレコにあたって映像をチェックしているときに思い出し、涙が止まらなくなって…。今日こうして無事に公開を迎えることができて嬉しく思います」と熱い想いを交えてそれぞれに挨拶。

吹替声優決定が発表されるとともにブルーと似ていると話題になった宮田さんは、観客からも「そっくり!」と声が上がると「俺、こんな大きい!?」と驚くも、浪川さんは「皆にはこうやって見えているんだね。中身だったり、雰囲気だったりね。本当に似てますよ」と後押し。宮田さんは「でも、ブルーを見ていて『俺っぽいリアクションしているな』って我ながら思ったので、共通点があるというか。僕の“空想の友達”でしたか?と思ったぐらい近しい存在だなと僕自身も思っています」とブルーに他人とは思えない親近感を覚えたこと告げると、同じステージに立つブルーも大喜びの様子。稲垣さんから「コーヒーとクロワッサンお好きですよね?中身からそっくりということですか?」と尋ねられると、宮田さんは「そうだね、食べているものも一緒で。多分僕、ブルーです」と答え、二人の息の合った掛け合いに劇場もにっこり。

宮田さんはアニメ声優としても活躍し、初めて声優を務めるときに浪川さんにレッスンを受けて挑み、浪川さんを“師匠”と仰ぐ特別な関係にありますが、この日を迎えて宮田さんが「師匠、大きくなりました!」と直々に伝えると、浪川さんは「だから今日、複雑なんですよ(笑)でも素晴らしかったですね。吹き替えのレッスンはそんなしていなかったから大丈夫だったかな?と思っていたのですが、楽しくやれたと連絡してくれて、すごく平和な空気が流れました」としみじみ。続けて、「(師匠と)ずっと呼び続けてくれて嬉しいですよね。僕も頑張ります」と同じステージで再会を果たした“弟子”へ温かいメッセージを贈りました。

“きみは大丈夫”と観た者の背中を押す本作にちなんで、“大丈夫”という言葉に背中を押された経験を尋ねられると、先陣を切って稲垣さんが「オーディションに落ちてしまったときに結構悔しくて家で泣いていたんですけど、お母さんが“大丈夫だよ”って背中を押してくれて。次のオーディションの時には虹が見えて、お母さんが勇気づけてくれるような音楽をスマホに送ってくれました」と心温まるエピソードを伝えると、吹替キャスト一同もその素晴らしさに思わず拍手。宮田さんは「僕はアイドルをやりつつ、アニメがずっと大好きで。子どもの頃からアニメが好きということを言っていた時に、事務所の方に『君はそれで大丈夫?』って言われていました」と明かすと、「そっちの大丈夫なんだ!?」と驚きの声が上がる中、「あの頃の自分に言ってやりたいですね、“きみは大丈夫”だよって」と締め、客席からも感嘆の声が。三森さんは「この夏にアメリカに移住するのですが、日本に残ろうかなとも悩んでいるときにマネージャーさんにその話をしたら、“行きなよ。大丈夫だよ”と言ってもらえて。ほっとして準備を進めることができました」と“大丈夫”の言葉に勇気をもらったことを告白。最後にエピソードを求められた浪川さんは「僕は緊張しいなんですけど、こういう空気の中でトークをするときに、自分に“俺は大丈夫”と言い聞かせています」と語り、劇場の笑いを誘いました。

とっておきのエピソードでキャスト陣が盛り上がる中、MCから監督を務めたジョン・クラシンスキー監督からサプライズプレゼントの発表が!もふもふのブルーと“空想の友達”仲間のブロッサムを描いた監督の実筆の額装色紙が贈られると、宮田さんは「ヤバイ!」と言葉を失いながら「(自宅に)フィギュアを飾る棚があって、そこの一番いいところに飾ろうと思います!」と喜び、稲垣さんは喜びのあまり声をつまらせながら「リビングに飾りたいと思います!」と笑顔で語りました。

興奮冷めない中、舞台挨拶は終わりに近づき、三森さんは「心温まる作品に出合えて私もとても嬉しく思っています」、浪川さんは「本当に素敵な作品に出合うことができましたし、宮田君がブルーとして出ているのも個人的にもとても嬉しく思っています」、加瀬さんは「ライアン・レイノルズさん自体は(吹替声優を)結構やらせていただいているのですが、たまに本作のようなハートフルな作品をされていて。でも彼の演技自体はそんなに変わらないところが僕のチャレンジでもありますし、今回は特にです。ぜひこの感動を(映画をご覧になった)皆さんで宣伝していただき盛り上げていただけたらと思います」、稲垣さんは「うるうりしたり、ヒントをもらえる映画だと思っています。ビーの気持ちの変化に感動して、ブロッサムや一人一人の“空想の友達”にも思い出がや過去があって。感動して、また観に行きたいなと思ってもらえる作品だと思うので、ぜひ何度でも見ていただきたいと思います」とそれぞれに本作への想いを語り、宮田さんは「色んなキャラクターの視点で見ると、色んな楽しみ方ができる作品だなと僕は思っているので、皆さんも何度も観ても何度も楽しめる作品だと思っています。ぜひ周りのお友達や、ご家族、恋人とたくさん観ていただけたら嬉しいなと思います。今日はありがとうございました!」と締めくくり、ブルーのもとに集った吹替声優キャストたちによる笑いと感動に溢れた舞台挨拶は幕を閉じました。